前回はRuby On Railsの概要と歴史について簡単に見ていきました。今回はRuby On Railsの長所について説明していきます。

長所1: 時間効率

このフレームワークの基礎を学ぶのは比較的簡単ですが、フルに使いこなすには少し時間が必要です。しかし、ある程度時間をかければ、驚くほど高速かつ効率的に開発できるようになります。

その上、コーディングの全般に渡って作業を効率化して高速化する無数のツールが利用でき、時間がかかる単純作業から開放されます。

その結果、同じ時間でより多くの成果を得ることが可能になります。これが、オンラインまたはオフラインでRuby on Railsのコースが多数提供されている理由です。またこれにより開発コミュニティはより活発になり、今後もより一層効率的かつ便利なツールが提供されることが期待されます。

長所2: おびただしい数の便利なツールとライブラリ

 GitHubにはRuby On Rails開発者の巨大なコミュニティがあり、そして活発に活動しています。また特定の機能を持つソフトウェアのスニペットもたくさんあります。そしてGemと呼ばれるこのスニペットは、自分のプロジェクトの基礎として簡単に使用することができます。そのため、より難易度の高いタスクに集中することができるようになり、またまだ初心者の場合は、コミュニティに助けを求めることもできます。

Ruby On Railsへのコントリビュータは5,000人以上おり、その数は増え続けています。

長所3: 標準への強力な準拠

Ruby On Railsの長所の1つとして、ユーザー インターフェイスからデータ転送に渡る、アプリケーションのすべての部分におけるWeb標準への強力な準拠が挙げられます。

Ruby On Railsで作成されたアプリケーションは、ソフトウェア設計の確立された規範的方法をなぞることが期待されます。たとえば、コーディング規約の遵守や、重複処理の排除などです。

これらがRuby On Railsの長所と見なされるのは何故でしょう?

それは次のような理由からです。

・まず、これらの要素により初心者は言語を学ぶことが簡単になり、また熟練者も言語を扱うことが容易になります。
・次に、これらはより良いコードの可読性、読みやすさにつながります。これは大規模なプロジェクトで開発者が共同作業する際に大きな利益となります。
・そして、機能を実装する際に必要となるコードの量がより少なく済みます。

次から、Ruby On Railsの短所について説明していきます。